コラム

警備員がとっておきたい資格とは?キャリアアップの道もある?

警備員がとっておきたい資格とは?キャリアアップの道もある?

 

警備員になるには資格が必要なのでしょうか?働き方が多様化し、勤務時間の選択の幅があるため、警備員の仕事に関心のある方も多いはずです。

近年、大型アウトレットや複合型のショッピングモールが増えています。このような商業施設にはたくさん人と車を安全かつ円滑に誘導する警備員が必要とされているようです。また、コンサートやイベント、マラソン大会などで事故や事件が起きないように、交通整備にあたる警備員も多数います。

警備員で働くために役立つ資格はどのようなものがあり、警備員の資格は将来的に目指すポジションを考えながら、資格の取り方と種類を見ていきましょう。

 

 

あれば有利なのが資格!どんな種類がある?取るタイミングは?

警備員になりたい!と思ったら、採用に必要な資格などがあるのでしょうか。これから見ていきましょう。

 

警備員になるために必須の資格はない

実は警備員として勤務するのに必須の資格はありません。しかし、特定の無人のセキュリティ機械を扱う現場など、警備員の資格を持つ人を配置しないといけない現場もあります。

今働いている人やこれから働きたい人は、資格を取れば昇給やステップアップのチャンスになります。入社してから会社に資格を求められ、警備員の資格取得費用を会社が負担してくれることも多いです。入社してからでもいいので、ぜひ挑戦しましょう。

 

3種類の国家資格

・警備員指導教育責任者

警備員の指導や教育をおこなうための国家資格です。過去5年以内に3年の勤務経験が必要で、都道府県の公安委員会で講習を受講し、修了考査に合格すると取得できます。

 

・機械警備業務管理者

無人の防犯セキュリティシステムやホームセキュリティなどを警備業務用機械装置と呼びます。警備業務用機械装置運用をおこなう企業は、この機械警備業務管理者の資格を持つ人を配置しなくてはいけません。警備員やその他の者を監督します。

 

・警備業務検定

通称で警備員検定とも呼ばれ、警備業務検定は業務内容によって6種類に分かれていて、それぞれ1級・2級があります。

 

仕事の幅が広がる資格は「自動車免許」

直接的に自動車を運転する業務をしなくても仕事はできます。しかし、交通アクセスのよくない勤務地や早朝・夜間の警備を必要とする現場もあるのです。

自動車を運転できると仕事の幅が広がりますね。また、マラソン大会やパレードの警備など、移動する自動車に乗って警備するような業務も依頼があるかもしれません。

 

警備員の資格を取得する方法。「個人」か「団体」かで異なる

警備員の資格を取得する方法。「個人」か「団体」かで異なる

 

警備員の資格を取るならば、「個人」で受けるのと「団体」で受けるのとどちらが良いでしょうか。

 

個人の場合

誰でも個人で警備員の資格受験を申し込むことができます。ただ、講習を受けるのに少し待たないといけない場合もあるそうです。もちろん、受験費用は自己負担ですが、就職に有利になる場合もあります。自分でメリットを考えて、個人で受験すべきか判断しましょう。

 

団体の場合

入社してから会社から資格取得を求められる場合など、会社に所属する複数名でまとめて申し込み・受験することができます。費用を会社が負担し、受験申込の手配もしてもらえるなら、ぜひ前向きに検討してはいかがでしょうか。警備員として働くなら、各種手当がもらえることもあり、昇給につながるはずです。

定期的に更新費用のいる資格なら、会社から求められた機会に受験するのがチャンスだと思います。

団体で警備業務検定を受ける場合、「特別講習」と「直接受験」があります。「特別受験」は講習を受講してから実技試験と学科試験を受けます。

一方、「直接受験」は講習を受けずに実技試験と学科試験を受けることになります。「特別受験」の方が講習の費用は掛かりますが、合格率がおよそ7割から9割あるのに対して、「直接受験」では合格率が約2割から4割程度となっています。

 

警備員の将来について。警備員にも目指すべきポジションがある

警備員と一言にいっても、施設などで誘導をする業務から危険をともなうリスクの高い警備までいろいろあります。どの警備員の資格に興味を持たれるでしょうか。

 

1号警備

1号警備は「施設警備業務」と呼ばれます。私たちの生活でよく見かけるのがショッピングモールなど商業施設での警備です。施設警備業務に当たる警備員は常駐し、巡回しながら異変がないか監視します。

警備員が自ら話しかけにいったり行動を起こしたりするわけではないので、肉体的な負担も少なく、女性や高齢の方も多数活躍しています。

 

2号警備

2号警備は「雑踏・警備業務」と呼ばれます。雑踏とは不特定多数の人や車が出入りする状況です。商業施設などに隣接する駐車場での人や車の誘導やイベント会場で観客の整理がこれに当たります。

また、安全を確保して車を公道に誘導し、自動車を制止して歩行者の通行を誘導するのが警備業務です。2号警備に当たる警備員は、体力だけでなく機転を利かせた誘導や応対する人に対してのコミュニケーション能力も必要です。

 

3号警備

3号警備は高価な貴重品、現金や有価証券、骨とう品などを預かって輸送する「貴重品運搬業務」です。この3号警備において、警備員は高価なものを預かるため複数名で業務につきます。強盗のような犯罪に巻き込まれるリスクもないわけではありません。

 

4号警備

4号警備とは、いわゆるボディーガードの業務です。警備員は依頼者の身辺で心身や財産に危険が及ばないように警備をします。政治的要人や芸能人、子供や一人暮らしのお年寄りなど、依頼者は広範囲に及びます。

警備員自身の身体にも危険が及ぶリスクがあるので、万が一の事態に備えて安全を守る装備を身につけ、依頼者を守れるだけの身体的能力が備わっていることが必要です。警備員の資格よりは犯罪が起きた時に犯人逮捕に貢献して表彰される、といった実績があるとよいかもしれません。

 

警備員を必要としている人はたくさんいる

警備員を必要としている人はたくさんいる

 

これまで警備員の種類を見てきました。不特定多数の人間の行き来する場所には警備員が必要とされているのです。

 

警備員が活躍するところ

それでは、具体的にどのような活躍の場所があるでしょうか。一番身近なのは施設警備業務です。常駐して、巡回や監視する施設警備業務の勤務場所としては、少しご紹介したように、アウトレットやショッピングモールなどがあります。その他にも水族館や動物園などもそうですね。

次に雑踏・警備業務に携わる警備員は、商業施設の駐車場の他にも公的機関の駐車場や工事現場も活躍の場所として挙げられます。大人数が集まる花火大会やお祭りの駐車場での業務もありますね。

それから貴重品運搬業務に就く警備員の活動の地として浮かぶのは、銀行など金融機関、証券会社、美術館、繁華街のATMなどです。

最後に、ボディーガード業務に携わる警備員の働く場所としては、政治家や芸能人、スポーツ選手から、一般の子供やお年寄りまで幅広い人たちの身辺が活躍の場です。信頼関係や体力の強さを求めている人たちの近くで警備に当たるのです。

 

警備会社が利用されている

警備員の必要な人たちや企業は、どのようにして警備員を探すのでしょうか。もちろん、依頼者にとって妥当な費用であることは重要です。

それに加えて、依頼者は身体の安全を守ってもらうという業務内容ゆえ、信頼できる人に来てもらうために実績があり信頼できる警備会社に仕事を依頼するのです。あなたが依頼者であったとしても、人々の安全を確保するために警備員をお願いするなら優秀な警備員がいる可能性の高い会社にお願いしますよね。

つまり、警備員として働きたい場合も信頼のおける警備会社選びが重要なのです。警備員の資格を積極的に取得させてもらえば、自分の理想に近い業務で働ける可能性が上がり、勤務先の選択肢が増えます。

実績を積めば、一般に公開されていない案件の依頼が来るかもしれません。

 

まとめ

今回は警備員の資格にはどのようなものがあるか、警備員としての勤務先はどのようなところがあるか、スキルアップは可能なのかをお伝えしてきました。

また、警備員には「警備員指導教育責任者」「機械警備業務管理者」「警備業務検定」の3つの資格があるということもお伝えしてきました。

警備員指導教育責任者の資格を取れば、未来の警備員を育てる立場になれるかもしれません。また機械警備業務管理者の資格を取って、AI時代の到来に備え、セキュリティ会社を経営するのも面白いかもしれません。

将来的に警備員指導教育責任者や機械業務管理者の資格を取ることを視野に入れながら、まずは警備業務検定を取って警備の仕事を続けていくか考えてはいかがでしょうか。

あなたが警備員として働くならば警備員の資格を取って、まだ見ぬ自分の可能性を発見できることを願っております。また、スキルアップして自分にしかできない警備に係わる仕事をしてあなたの活躍の場が広がるといいですね。

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