空き巣などの被害を避けるためにホームセキュリティを設置し、ご家庭を守っている方も多いのではないでしょうか。
ホームセキュリティとは、センサーつきの機械を設置し、不審人物の侵入を防ぐものです。センサーが反応した場合は、警備会社を通し警備員が現場に駆けつけてくれる防犯システムのことです。
私たちを危険から守ってくれるホームセキュリティですが、不審なもの以外にも反応し誤報を起こしてしまうこともあるのです。誤報となる原因や誤作動が起きてしまった際の対処法をご紹介します。
記事を一目することによって、ホームセキュリティのトラブルが起きてしまった際に素早く対応できるかもしれません。
目次
ホームセキュリティも電子機器なので不具合は起きる…
私たちを危険から守ってくれる信頼の高いホームセキュリティですが、ホームセキュリティは機械でできている電子機器のため、どうしても誤報などの不具合は起きてしまいます。
誤報とは、不審人物が出入りしていないにも関わらずセンサーが何かに反応してしまい機械から音がなってしまうことです。また、誤報によってご近所トラブルの原因になってしまうこともあります。
日中に誤報による警報音がなってしまうことも迷惑ですが、近所の方々も寝静まっている夜中に大きな警報音がなってしまうと、とてもご近所の迷惑になります。
誤報はこうして起きる!注意すべき原因とは?
誤報の原因は様々ですが、利用者による操作ミスも多くみられます。セキュリティを設置したばかりで操作方法になれていない時期に操作ミスをしてしまったり、高齢者の方やお子様が誤った操作をしてしまうケースが多いです。操作する際は、操作ミスをしないよう操作手順を理解したうえで注意して行いましょう。
他にも誤報へ繋がるケースがあります。
などの誤報の原因があります。このようなことが何度も繰り返し起きてしまう場合は、業者に相談してみてはいかがでしょうか。改善できるかもしれません。
誤作動をなくすには感知原理や環境を整えることが重要
ホームセキュリティは不審者ではないものに反応してしまうこともある、ということを上でお伝えしました。それを防ぐための知識をつけて、少しでもトラブル発生を避けましょう。ホームセキュリティには大きく2つの感知原理があります。種類ごとに誤作動を起こす原因と対処法を挙げていきます。
・マグネットセンサー
窓の開閉状態を監視するセンサー
【誤作動の原因・対処法】
扉の閉鎖が不完全の場合、隙間風により内扉側にあるセンサーが反応してしまう可能性があります。窓や、窓と外接している扉も閉まっているかなど確認するとよいでしょう。
・空間センサー
人の体から発生する赤外線を察知するセンサー
【誤作動の原因・対処法】
人体の熱で反応するものなので、ペットの体温やエアコンの温風にも反応してしまう可能性があります。できるだけペットなど反応するものを近づけないことが一番ですが、生活をするうえで難しいため、頭の片隅において少し意識することで軽減できるのではないでしょうか。
「ホームセキュリティって誤報トラブルがあるんだ…」と不信に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、誤報が起きるということはそれだけ繊細にできているということなのです。高性能だからこそ、起きてしまうトラブルということを理解しておきましょう。
誤作動による料金の発生は契約内容によって異なります
セキュリティーセンサーが反応した場合、どのような流れで業者は対応してくれるのでしょうか。
契約会社により異なる部分もありますが、これが一例の流れです。
本当に不法侵入があった際にセンサーが反応し、警備員が駆けつけてくれることはありがたいのですが、誤ってセンサーが反応してしまうこともあります。その場合、警備員を出動させてしまったぶん料金が発生するのではないかと疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
誤報により警備員を出動させてしまった際の料金は、警備会社との契約内容により異なります。警備員を出動させる前に、駆けつけてよいか契約者に確認の連絡をする警備会社もあるそうです。無料で行っている警備会社もあるので、契約する際に警備員の出動の流れや料金を確認するといいでしょう。
まとめ
ホームセキュリティは、私たちを危険から守ってくれるものです。しかし、ホームセキュリティも機械でできているものなので不具合や機械トラブルもあります。センサーがどういう理由で反応するかを知ることにより対処法を見つけることができるので、誤作動が減るのではないでしょうか。
まずは、扉がしっかりしまっているか確認するなどの日頃からできる気遣いをし、環境を整えてみるといいでしょう。加えて、誤作動が起きた時に業者がどういう対処をしてくれるか、契約内容の流れを今一度確認してみましょう。